Walkman Android買った

Walkman Android (ウォークマン Zシリーズ)を買ったので開封の儀&インプレッションなど。

実は私、普段あまり音楽を聞きません。ただ気に入った新しい音楽デバイスが登場した時に購入&集中的に聞いたりします。最初は初代iPodでした。次は初代iPod touchでした。そして今度はウォークマンです。しかもAndroid搭載。

ウォークマン Zシリーズ

今回購入したのはZ1000シリーズの64GB版、NW-Z1070です。価格はヨドバシカメラで42800円でした。

開封の儀

まずは開封の儀をとり行います。まずは外装。

外箱をあけて中身を取り出すと二段に別れます。上(右)が本体。下(左)が付属品。

内容物を並べるとこんな感じ。

インプレッション

そして早速セットアップ。基本的にAndroidなので慣れてます。というか携帯電話としての余計なセットアップが要らないし、変なアプリもプリインストールされていないしで非常に調子が良いです。OSのバージョンは2.3.4でした。各所の速度も申し分ないどころか、ところによってはGalaxy Nexus (4.0.1)よりも快適に感じます。

画面は4.3インチと大きいのですが、解像度は480x800と高くなく、今となっては低いと言えるでしょう。しかしこの解像度の低さが逆にOSのサクサク感を向上させているように思いました。このくらいがTegra2の高速さが生きるサイズなんじゃないかと感じます。タッチ精度は非常に高く、いわゆる「ヌルヌル」具合は気持ちが良いです。ただ時々ボタン類がクリックに反応しにくいと感じることがあるのですが…原因など詳細は不明です。

で、NW-Z1000シリーズはWalkmanなのですから、音を評価しないわけにはいきません。私は音にあまりコダワリはありませんが、このWalkmanが付属のノイズキャンセリングヘッドホンを含めて、実に良く鳴っているのはわかります。また側面に配置されたウォークマンボタンや音量調節ボタンは画面消灯時にも機能して、シンプルながらも便利です。

本体側のコネクタが独自なためPCとの接続に専用ケーブルが必要なのは非常に残念かつ唯一と言ってよい不満点ですが、PCに繋ぐとMTPデバイス&ドライブとしてマウントされ/mnt/sdcardに相当する場所がさわれます。そこにあるMusicフォルダに音楽ファイルをコピーするだけで、Walkmanのデフォルトの音楽プレイヤーに認識されるのは非常に良いです。余計なものが要りません。

音楽などの管理&転送にはx-アプリというiTunesに相当するアプリも用意されていますが、ちょっと特殊な私の環境ではインストーラが途中で止まってしまいました。しかしUSBのファイル転送でそのまま使える以上、それで苦にならない人はこれを使わなくても問題はなさそうです。

adbドライバもGoogleから配布されているもののinfをちょっと書き換えてあげたらインストールでき、開発用Androidとして使えました。

評価

基本に忠実なAndroid端末であり、そして当然音楽端末として非常に良くできています。買って損はないでしょう。Android端末としてはどの携帯電話Androidよりもはるかに素直で、カメラこそないものの、オススメです。

一般的な音楽プレイヤーと考えるとやや大きいのは一般うけしないかもしれません。が、売れてくれればもっとスマートな次モデルが登場するのではないかと期待してしまいます。是非、世界的に売れてほしいものです。