YUIOP60Pi C100頒布版ポータル

コミックマーケット100(C100)で頒布する自作キーボードYUIOP60Piキットのポータルサイトです。

YUIOP60Pi の案内

キースイッチ取り付け前のYUIOP60Pi
キースイッチ取り付け前のYUIOP60Pi

YUIOP60PiはコントローラにPGA2040(RP2040)を用いた有名60%キーボードの準互換レイアウトの60キーの自作キーボードです。 標準的なキーキャップセットを利用可能なようにキーレイアウトを調整しています。

ファームウェアはpico-sdkとC言語を用いてフルスクラッチから制作し、オープンソースとして公開しています。 本文章執筆時点でいわゆる普通のキーボードとして十分機能する程度には完成しています。 しかしいわゆるQMK Firmware等に比べると機能は数段劣ります。 またVIA(Remap)に対応するファームウェアも用意しましたが、諸般の事情により開発が停止しています。

YUIOP60Piはファームウェアに限らず設計データを含めて全てのデータをオープンソースで公開しています。 そのため本キットをお求めいただかなくとも自由に改造したり製造・頒布することが可能です。

本ページはハンダ付け済みキットについての記載しています。 ハンダ付け済みキットは、ハンダ付けが必要な部品をすべて実装済みかつファームウェアも書き込み済みで、 キースイッチなどのパーツを組み立てるだけで利用できるキットです。 未ハンダのフルキットについてはC99用の特設ページを参照してください。

ビルドガイド

  1. プリント基板(紫)にスタビライザーを取り付ける。部品がハンダ付けされていない面にスタビライザーを取り付ける。
  2. プリント基板(紫)にスペーサー6個をネジで取り付ける。銀色の頭が丸いネジを、部品がハンダ付けされてる面から取付位置に挿入し、反対側からスペーサを取り付ける。
  3. スペーサーの上にトッププレート(黒)を取り付ける。黒色の頭が平らなネジで、トッププレートを取り付ける。
  4. ケースに組み込む。PCBをケースに組み込み、ケース付属のネジでPCBを固定する。
  5. キースイッチとキーキャップを取り付ける。

ファームウェア

設計データ

YUIOP60Piの設計データはすべてオープンソースとして公開しています。

部品調達資料

参考リンク: YUIOP60Pi / BOM

キット内容物

  • 説明書 (予定)
  • 部品ハンダ付け済みプリント基板 (紫) - 1個
  • トッププレート (黒) - 1個
  • 部品パック - 1袋
    • スペーサーパック - 1袋
      • M2六角スペーサー 3.5mm - 6個
      • スリムヘッド小ねじ M2 黒 3mm - 6個
      • なべ小ねじ M2 3mm - 6個

それ以外に必要なもの

組み立てにおよびキーボードとしての利用には以下のものが追加で必要です。

  • 部品
    • Cherry MX互換キースイッチ - 60個 (参考)
    • スタビライザー - 合計3個 (参考)
      • 2u - 2個
      • 6.25u - 1個
    • キーキャップセット - 1セット (参考)
    • 60%キーボードケース (GH60, DZ60互換推奨) (参考)
    • USB micro B ケーブル (参考)
  • 道具
    • 精密プラスドライバー No.0
    • 精密プラスドライバー No.00
    • ナットドライバー 対辺4mm (オプション)

問い合わせ先

掲示板 https://github.com/koron/yuiop60pi/discussions
Twitter https://twitter.com/kaoriya
メール koron.kaoriya at gmail.com