Windows で github-pages の gem を使う方法を紹介します。この記事執筆時点の github-pages のバージョンは 22 で jekyll は 2.2.0 です。また ruby のバージョンは 2.0.0-p481 を使用しました。
まずは ruby と DevKit をインストールしましょう。ruby 本体は rubyinstaller から、ダウンロードして展開し PATHを通しておきます。DevKit も同じ場所からに mingw64-32 版を入手してください。
DevKit のインストール方法は、ココらへん を参考にして、展開後に以下のように実行しましょう。
$ cd DevKit
$ ruby dk.rb init
この時点で config.yml ができます。内容を確認し、先ほどrubyをインストールしたディレクトリが記載されているか、確かめてください。その上で次のようにして DevKit のインストールを完了させます。
$ ruby dk.rb install
ここまで終わったら、ruby に付属の gem を更新してしまいましょう。やらなくても良いかもしれませんが、念のためです。途中何度かデフォルトのコマンドを新しいもので上書きをしてよいか聞かれますが、すべて y と答えます。
$ gem update
次に事前に nokogiri をインストールしてしまいます。過去に さんざん苦労させられた nokogiri も、ついにコンパイルせずに利用できるようになっていました。
$ gem install nokogiri
さて、いよいよ github-pages をインストールします。--platform=ruby
オプションを付けて、必要なモジュールは自前でコンパイルするようにしましょう。
$ gem install --platform=ruby github-pages
Windows で jekyll serve
を使うには wdm も必要でした。インストールしましょう。
$ gem install --platform=ruby wdm
もしも pygments.rb の代わりに rouge を使うのであれば、それもインストールしてましょう。
$ gem install rouge
pygments.rb を使い続けるなら Python 2.x に加えて、このパッチ を適用してください。
以上で、だいたい困らずに github-pages をWindowsで使えるようになります。いや、こんな手順が必要な時点で困った事態であることは変わらないのですがw